Webアプリケーションを作るのが仕事
Webエンジニアは、インターネットのWebサイトやモバイル端末用のサイトで使われるWebアプリケーションを構築する技術者です。
Webアプリケーションとは、Webブラウザで利用されるシステム機能のことをいいます。
例えば、オンラインショップなどに登録すると、自分専用の管理ページにログインして、商品の購入や個人情報の管理などができるようになります。
このようにWebサイト上で、ユーザーとのやりとりを、プログラミングを使って自動で行うシステムをWebアプリケーションといいます。
これらのWebアプリケーションを作るために、プログラミングを行うのがWebエンジニアです。
ユーザーからの問い合わせフォームや、オンラインバンクやオンラインショッピング、SNSの個人ページ、データベースを活用する機能など、さまざまなWebアプリケーションを開発します。
プログラミング知識が不可欠
Webエンジニアとして活躍するためには、プログラミングスキルが欠かせません。
特にWebアプリケーションは、ユーザーがわかりやすく、快適に使えるようユーザーインターフェイスも重要です。
このためWebページのデザインを行うためのHTMLやCSSなどのプログラミングの知識が必ず費用となります。
このほかにも、Webアプリケーションの構築に利用されることの多いPythonやPerl、Rubyなどのプログラミング言語も求められます。
Webアプリケーションで使われるプログラミング言語はさまざまですが、特にPythonやPerl、Rubyを操れるスキルがあると、年収が高くなりやすいといわれています。
資格も取得しておくと、自分の知識や技術を客観的に証明できますから、転職などで有利です。
PHP5技術者認定試験やHTML5プロフェッショナル認定資格などがおすすめです。
近年、パソコンのブラウザよりもスマートフォンなどモバイル端末からインターネットを利用する人が増えていますから、スマートフォン用アプリを構築できるスキルも不可欠といえるでしょう。
発想力のある人材を歓迎
ほとんどの情報が、インターネットで処理されるようになりました。
このためWebエンジニアの需要は、今後も高まっていくと考えられ将来性の高い職業だといえます。
しかしWeb系の仕事は人気が高く、プログラミング言語などスキルを学んでいる人が増えています。
このため、希少価値は低くなっているといえるでしょう。
常に新しい知識やスキルを学ぶと同時に、新たな発想でこれまでになかったアプリケーションを作る発想力を養うための経験やスキルを伸ばすことも大切です。
今、自分が持っている技術に他のスキルをかけ合わせると、新しいオリジナルのアプリケーションができるのではないか？
と考えるクセをつけるなど、常に新しい何かを追い求める好奇心が必要ではないでしょうか。