エンジニアのためのスキルアップ戦術

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机上の独学では叶わぬスキルアップ法

エンジニアとして歩む毎日もまた、他のあらゆる専門分野と対峙する職業と同様、日々が試行錯誤と失敗と悩みの連続に違いありません。
エンジニアとして職を得る前の段階に於いては、確かに自身の懐刀的な武器となった関連資格や、職務経歴書上に綴った豊富な職歴が、必ずしも自身を助けてくれるとは限りません。
全て予期せぬ状況との対峙の連続の中、日々自身が試される真剣勝負の場面のエンジニアはある意味、常に自身のスキルアップに繋がる環境下に置かれる職種とも捉えられます。

こうした特徴が影響しているのか、例えばインターネット上の関連情報内では、エンジニアを「勝ち組」「負け組」と二極化して捉えた上での記述が数多く見られます。
次々と確実に職責を全うから、何より収入面のアップを通じてその適正な評価アップを実感されるエンジニアが大勢活躍する、この職種の大いなる可能性を伝える記事が多数配信されています。
ところが一方では、抱えた仕事に四苦八苦の現状に対して十分に報われず、いわゆる負のスパイラルの中で足掻く現状を零す、そんな当事者のコメントも少なくありません

大切なのは日々の仕事に臨む姿勢の中、自然とスキルアップに繋げる「コツ」と、何に着目すべきかを正しく見極める「判断力」であり、いずれも決して難解なテーマではありません。

プラス思考で臨む姿勢を

誰もが有する仕事上の苦手な作業と対峙すれば、心理的に腰が退けてしまい、1分1秒でも無難に裁き切ってしまいたいと感じて当然です。
とりわけエンジニアはこうした場面との遭遇回数が少なくありませんが、こうした場面だからこそ自身を鼓舞から、より最高の仕事をクライアントにお届けする姿勢で臨んでみましょう。
専門知識を有さぬ相手からすれば、皆さんが有する「10の力」の半分程度で適当に対峙していたとしても、それを見抜かれる可能性は決して高くありません。
ですがこの繰り返しを続ける限り、皆さんの弱点もまたそのままであり、結果同様の場面に遭遇する確率が下がる事もありません。

更にメンタル面のみならず、エンジニアとしての専門知識以外のスキルアップも見落とせません。
例えば皆さんが日常活用される製品関連の説明書や関連資料は、基本日本語で綴られているかと思われますが、これらは当然、英語圏の本国が作成した原版を第三者が翻訳した書式です。

例え全てを完璧に理解出来ずとも、専門分野の文章であれば一定の規則性や関連性が見られ、一定の英語力があれば、自ら英語で綴られた原文を理解する事も、決して不可能ではありません。
こうした自らに1つハードルを設定からクリアに臨む習慣が、英語力のみならず関連専門知識の再確認や新たな発見に繋がります。

更にはプライベートタイムを活用から、英語専門学校へ通ってみるのもお薦めです。
異なる世界の最前線で活躍しつつ、それぞれが異なる目的達成の手段として英語を学びに来られている、そんな方々との出会いが、思わぬ世界への扉を開いてくれる可能性は期待感十分です。
いわゆる「異業種交流」を学びの空間で実践出来るメリットも含め、ぜひ視野に入れていただきたいスキルアップ法です。