ITエンジニアなら取得しておきたい資格

スーツの男性

ITエンジニアと資格

現在エンジニアとして実社会を歩まれる目標をお持ち、あるいは異業種からエンジニアへの転職を視野に入れておられる方々であれば、取得しておきたい資格に関する基礎知識は、既に十分お持ちに違いありません。
医師免許など「この資格を有していない限り、エンジニアを名乗り仕事に就く事は出来ない」といった縛りではありませんが、有資格社イコール相応の専門知識を有する人材であるとの証明に繋がる点では、他の多くの業種と当然共通しています。
エンジニアに求められる資格取得はプロフェッショナルとして歩むに際しての必須条件に他ならず、自身の現在の立ち位置から近未来へと続くライフプランを冷静に見つめ、計画的に勉強から確実に取得を重ねて行く努力が求められます。

ちなみに代表的な専門資格を挙げて行けば、まずは基本情報技術者試験、応用情報技術者試験が見逃せません。
前者はエンジニアとして歩み出すに際し、最低必要となる専門知識と技術を習得している事を、後者は他のエンジニアから頭1つ抜きん出た人物である事を証明する上で、ぜひ取得しておきたい資格です。
その他データベース分野で乃活躍を視野に入れておられるのであればオラクルマスター、ネットワーク系のスキルに長けている証明となるシスコ系各資格、セキュリティ分野での活躍を目指されるなら情報セキュリティスペシャリスト試験なども目標となります。

ニーズが高まるコンサルタント能力と英語

IT業界に精通されていない一般の方々のイメージとして、エンジニアという職業イコール、黙々と専門知識を掘り下げ、孤独な作業との対峙を続ける職種との印象が先行する感が否めないでしょう。
特に機械関連に苦手意識を有する方々からすれば、難解な専門用語が文章や会話の中に散りばめられ飛び交うこの世界は、出来れば全て専門家に一任から、自らは回避し対分野と映っても不思議ではありません。

今日のインターネットの普及と時代の急速な進化の中、エンジニアが担う役割は、単に「より深く」のみならず「より幅広く」の部分が求められる傾向が顕著となっています。
特に総合的な顧客フォローの観点から、いわゆるコンサルタント業務をこなす能力へのニーズの高まりが見逃せず、ITストロラテジスト試験はコンサルタント能力に優れた人材である事を証明する資格として、多くのエンジニアが合格を目指す目標となっています。

ですがどれだけ専門知識ばかりを習得したとしても、それを第三者に的確に伝えるコミュニケーション能力が不足いしていれば、せっかく培った専門知識を十分にエンドユーザーに還元する事は叶いません。
ここで見過ごせないのが、専門用語の理解からそれらを自身の言葉で第三者に理解出来るように伝える、不特定多数の人達と言葉の壁を越えてコミュニケーションを図る際に欠かせぬ英語力なのです。
こうしたニーズは今後も更に高まりを見せるに違い無く、実用英語検定や通訳技能検定、商工業援護検定など、英語関連の資格を有する人材を世の中が求める傾向を見据え、目標とする資格と捉えておく姿勢も大切です。